はじめに:突然届いた「診断」の言葉に戸惑って…
視覚障害――。
その診断を初めて医師から告げられたとき、何が起こったのか、すぐには理解できなかったという保護者の方も少なくありません。
「この子の未来はどうなるの?」
「学校生活は?進学は?友だち関係は?」
「親として何をすればいいの?」
不安、戸惑い、自責の念。そして、何より子どものことが心配でたまらない気持ち。この記事では、視覚障害の診断を初めて受けた保護者の方が感じやすい気持ちに寄り添いながら、どう向き合っていくかを一緒に考えていきます。
不安の中で出会う言葉たち
「視覚障害」「弱視」「ロービジョン」「特別支援教育」…
医療機関や学校で、聞きなれない言葉が一気に押し寄せることがあります。
特に初期は「見えない」=「何もできないのでは?」という極端なイメージを持ってしまいがちです。でも、視覚障害と一口に言っても、その見え方や困りごとは本当に人それぞれです。
まずは「わからなくて当然」と自分を責めないことが大切です。
情報を少しずつ整理しながら、子どもと一緒に歩む準備を始めていきましょう。
子ども自身はどう受け止めているか?
保護者が大きな不安を感じている一方で、子ども自身は意外と落ち着いていたり、状況をうまく理解できていなかったりすることもあります。
そのギャップに戸惑うこともあるかもしれませんが、焦る必要はありません。
子どものペースに寄り添いながら、「どう見えているのか」「どこが困るのか」「何が助けになるのか」を、日常の中で少しずつ話していけるとよいですね。
不安なときこそ、つながりを持とう
「同じような経験をした人と話したい」
「でも、どこに相談すればいいのか分からない」
そんなときは、以下のような相談窓口やつながりを活用してみてください。
↓おすすめの相談できるところ:
| 相談できる場所・団体 | 特徴 |
|---|---|
| 地域の保健センター | 発達・医療・教育の相談ができる窓口 |
| 盲学校・特別支援学校 | 見学や進路相談に対応してくれることも |
| 医療ソーシャルワーカー | 病院内で支援制度などを案内してくれる職種 |
| 当事者・保護者の会 | 同じ立場の人とつながれる場所 |
1人で抱え込まないこと。これが、何より大事です。
「できること」に目を向けると、景色が変わる
診断はゴールではなく、出発点。
視覚障害があっても、「この子にはこんな得意なことがあるんだ」「これはこうすればできるんだ」と、可能性に目を向けられる瞬間が、きっと訪れます。保護者の気持ちが少しずつ落ち着いていくと、子どもも安心して自分らしさを出せるようになります。
「うちの子に合った学び方を一緒に探していこう」
そんなスタンスが、これからの大きな支えになっていくでしょう。
おわりに:完璧な親じゃなくていい
診断を受けたばかりの時期は、不安や疑問が次々に湧いてくるかもしれません。でも、完璧な親である必要はありません。
「わからないことがある」ことも、「つらい」と感じることも、当然のこと。それでも、一歩ずつ、目の前のわが子と向き合っていくその姿こそが、何よりの力になります。
●不安と向き合う5つのポイント
- 不安になるのは自然なこと。自分を責めないで
- 子どもの見え方や気持ちを少しずつ知っていく
- 必要な情報は、焦らず整理していこう
- 相談できる場や人とつながろう
- 「できること」に目を向けると前向きになれる
EduLumeは、そんなあなたの歩みに、そっと光を添えられる場所でありたいと願っています。


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