【視覚障害×留学】視覚障害のある学生が使える留学・海外研修制度まとめ

この記事でわかること
留学・海外研修に使えるプログラムや奨学金を調べている、視覚障害のある高校生・大学生と保護者・教育関係者向けの記事です。専用・一般プログラムの種類と、準備の始め方がわかります。
視覚障害があっても留学はできる
視覚障害のある学生も、海外留学や国際研修に参加できます。現地での移動・サポート・言語の壁など不安な点はありますが、今では多くの大学や団体が合理的配慮の体制を整えており、視覚障害のある学生を受け入れる制度が増えています。
視覚障害者向けの専用制度と、一般の留学プログラム、それぞれについて紹介します。
視覚障害者向けの留学・海外研修制度
視覚障害のある学生を主な対象とした3つの制度を紹介します。
CWAJ視覚障害学生海外留学大学院奨学金(SVI-SA)
視覚障害のある大学院留学希望者を対象とした給付型奨学金です。海外の大学院での学位取得を目的としており、返済は不要です。年齢制限はなく、分野を問わず応募できます。選考では学業の実績・研究の質・社会貢献の可能性が評価されます。
ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業
高校生・大学生・社会人など障害のある方を対象とした海外研修派遣事業です。イギリスなどを派遣先として、語学・社会参加・障害理解をテーマに研修を実施します。過去に視覚障害のある学生の参加実績があります。
オックスフォード大学 英語研修プログラム(視覚障害・聴覚障害者向け)
視覚障害・聴覚障害のある中高生・大学生を対象に、世界各国の同世代と英語を学び、異文化交流を体験するプログラムです。現地参加型のインクルーシブな設計で、現地スタッフによるサポートが用意されています。
2026年度の研修は終了しています。次回開催の情報は下記のページで確認してください。
一般の留学プログラムにも応募できる
視覚障害があるからといって、専用制度に限定する必要はありません。以下の一般プログラムにも視覚障害のある学生は応募できます。
トビタテ!留学JAPAN(文部科学省・官民協働)
大学生・高専生・高校生などを対象とした官民協働の留学支援制度です。留学資金の支給に加え、事前・事後の研修もあります。視覚障害のある学生の採用実績があり、必要な配慮については大学や運営事務局に事前相談できます。
大学が主催する交換留学・短期研修
多くの大学では、提携校との交換留学や短期の語学研修プログラムを実施しています。参加にあたっては、学内の「障害学生支援室」や「国際交流センター」に事前に相談することで、現地でも必要な配慮を受けられるよう、事前に準備できます。
英語圏の大学では、スクリーンリーダー対応の教材やノートテイクサポートが用意されているケースもあります。まず所属大学の担当窓口に確認してください。
留学準備で押さえておきたい2つのポイント
大学内では障害学生支援室・キャリアセンター・国際課に相談できます。外部機関としては、JASSO・点字図書館・視覚障害者支援団体も活用できます。早めに相談することで、現地での配慮手配に必要な時間を確保できます。
視覚障害学生向けの専用奨学金だけでなく、トビタテ!・キーエンス財団など一般向け奨学金にも応募できます。複数の制度に同時に応募することも可能です。条件と締切日は各制度の公式サイトで確認してください。
まとめ:使える制度を確認して、準備を始めよう
視覚障害のある学生が利用できる留学・海外研修制度は、専用のものと一般向けのものを合わせると複数あります。CWAJ奨学金・ダスキン研修・オックスフォードプログラムは視覚障害者を主な対象としており、トビタテ!や大学の交換留学制度は一般向けながら視覚障害のある学生も応募できます。
準備の第一歩は、学内の障害学生支援室か国際交流センターへの相談です。現地での配慮手配には時間がかかるため、留学希望の1年以上前から動き出すことが重要です。
まず1つ制度を選び、公式サイトで応募要件と締切日を確認することが最初の一歩です。

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